アレゼル(その2) [石]
「アレゼル」と名付けたブレス。
実はすんなり名前が決まったわけではありませんでした。
元々、男性的なイメージを持っていたブレスだったこと。
アレゼルという名前をトールキンの「シルマリルの物語」の巻末索引で見たところ、
・ナン・エルモスでエオルの罠にかかり、かれの息子マイグリンを産む。
・名前は「高貴なるエルフ」の意。
・「ノルドールの白い姫君」と呼ばれる。
などと書いてあり、その時に抱いた大人しいお姫様のイメージと、キャピキャピな女の子のイメージにギャップと感じたこと。
(今ちょっと本文を読み返してみたら、そうでもないみたいです。少なくとも大人しくはないぞ、この人。w)
1個の石ではなく、ブレスレットという集合体に名前を付けること。
そんなことを考えていたら、名前を付けることを躊躇ってしまいました。
でも、一晩寝てふと感じたこと。
名前は名前でしかなくて、元になった人と同じイメージ持たなきゃいけないわけじゃないし。
ブレスレットに名前を付けるのだって、作品にタイトルを付けると考えればおかしくないし。
何よりも一番最初に「これだ」って思ったんだから、それでいいじゃん。
と考えたら、スコンと楽になりました。
(開き直ったとも言う)
かくして、アレゼルさんはアレゼルさんになったのでした。
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