ミカンとの攻防

ミカンをね、いただいたんですよ、会社に。
お歳暮で。
私が休んだ日だから7日かな。先週の水曜日ですね。

1週間近く経っても誰も開けないもんだから、今朝、開けてみたんですよ。
箱を。

そしたらまあ、やっぱりというか、案の定というか、恐れていた事態が、というか。

見事に一部がカビておりましてね。

ミカンじゃなくて青緑色の饅頭みたいになってしまっているのもあって。

大慌てで傷んでいるのとそうでないのを選り分けて、職場の人数5人分で分けた訳です。


こう書いてしまうと、それほど大事じゃないみたいですけれど、実際は大変だったんです。

選り分けてると胞子が飛ぶし。
あまつさえそれを吸い込んじゃうし。
（最終的にはマスクしました。持ってて良かった。
　それでもやっぱり微妙に吸い込んだ気がする。）
傷んだミカンは段ボールにくっついちゃっていて、こすっても取れないし。
さらには傷んだミカンから汁が出ちゃって、段ボールの一部がグショグショだし。

傷んだミカンはビニール袋に入れて、

「傷んだミカンが入っています。
　生ゴミとして処理願います。
　大分カビているので
　胞子を吸い込まないようにご注意下さい」

という注意書きを貼って、ビルの給湯室に出しました。
（幸いまだ、清掃とゴミ回収に回って来てなかったのです）

段ボールは汚れが酷くて資源ごみに出せそうもなかったので、濡れティッシュで胞子を飛ばさないように気をつけながら拭き取り、張り付いてしまったミカンも取れるだけ取り、たたんで可燃物へ。
（ちなみに濡れティッシュは、カラッカラに乾いてしまっていたのに捨て損ねていたもの。
　容器にぬるま湯を入れてティッシュを浸け込み、ある程度水分を吸ったら余分な水分は捨てて再利用しました。
　いやー、まさかこんなところで役に立つとは。（爆））

うがいをして手も洗ったのですが、なんとなく胸がつかえてるみたいな気分。

まさか朝一番からナウシカの気分が味わえるとは思っていませんでした。

「少し　肺に入った・・・」

タグ：ミカン